編んでいる最中に糸が足りなくなったら・・・/糸のしまつ方法・その1(チェーンの場合)

こんにちは、YuiYui です。

ご訪問有難うございます。

 

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今日は前回と同じく

「編んでいる最中に糸が足りなくなった場合の対処法」 の続きです。

【関連記事】 : 編んでいる最中に糸が足りなくなったら・・・/糸のしまつ方法・その1(リングの場合)

前回は

リング部分の糸が無くなった時にどうするか?」

でしたが、本日は

「チェーン部分の糸が無くなった時はどうするのか?」

が提案内容です。

実は「リング」でも「チェーン」でも

始末方法は同じです。

 

同じではあるんですが、

「リングの時と同じようにやったら良いだけよ。」

ってのはちょっと無責任な教え方なんですね。

 

タティングレースに限らずですが

何かしらの技術を

ある程度覚えた方が人に教える時、

「○○と同じよ~。」

「カンタンに出来るよ~。」

等のように 「かる~く」 言う場合があります。

 

教える本人はもう覚えてしまってるので

何ともないんでしょうが、

始末方法が同じでも

「リング」から「チェーン」に変わっただけで

初めての方には別モノなのだ!

と言うことを心に置いておきたいものです。

 

・・・てなワケで、

ちょっと前回と似たような

記事になってしまうと思いますが、

復習を兼ねてもう一度

お付き合い下さいませ~~。( ̄▽ ̄)

 

前回のリング部分はこうでした

ではでは。


再びこのモチーフの登場です。


目数はこちら。


前回は「リング部分」の糸が無くなる!と言う緊急事態が発生したので・・・


継ぎ足し方を実践して・・・


無事、難を逃れることが出来たのでした。

やれやれ~


「あとは何回か繰り返して、モチーフを完成させるだけよね~。」と編み進めていたその直後・・・


「なんと! 今度はチェーン側のピンク糸が足りないー!!!∑(゚∇゚|||)」

・・・と言う大災害(?)が起こってしまったのです!!(あ~、わざとらしいよ~

 

今度はピンク糸が足りない!さてどうしよう?

さて。


「ピンク糸が足りない~」と騒いでも、

糸が生えてくるワケではないので

どうにかせねばなりません。

場所変われど、

方法は「リング」の時と同じなわけですから・・・


ここから再び編み始めるために・・・


リバースワークをして、チェーンを編む向きに変え・・・


新しいピンク糸を重ねて・・・


チェーンを20目編みます。

その後、切りっぱなしの糸2本を「こま結び」にします。

「こま結び」の詳細はこちらをどうぞ。

編んでいる最中に糸が足りなくなったら・・・/糸のしまつ方法・その1(リングの場合) 


まず1回目の結びを入れて・・・


「チェーン」と「チェーン」の根元まで詰めます。

結び目を作るのは、必ずモチーフのウラ面で・・・をお忘れなく!(・◇・)b


ほいで、再び2回目の結びを入れまして・・・


その結び目を詰めます。


「こま結び」が完成!

 

先に結んでおいてもかまわない

ここでひとつアドバイスです。


ここの2本の糸って・・・


チェーンを編み始める前に結んどくんじゃダメなの~?

・・・って思う方もいらっしゃると思います。

もちろん

「先に結んでおいてから、チェーンを編む。」

のでも、なんら問題はありません。

 

実際やってみるとお分かり頂けると思うのですが

「先にチェーンを編んでおいて、あと結ぶ。」

の方が「こま結び」をする時に安定感があります。

なのですが、「こっちがやりやすい。」

・・・と思うのは人それぞれ。

 

「こうでなくてはならない!」

と言うのはそんなにありませんので、

いろいろ試してからご自分に合った方法を

取り入れて行けば良いんじゃないかなと思います。

 

仕上がりはこうなる

それではラストです。


先ほど作った「こま結び」部分に・・・


ほつれ止め液を塗り、乾いてから 糸を根元からカットします。

※乾かないうちにカットすると、

ほどけてしまう場合があるので

注意してくださいね。(・◇・)b


仕上がりはこんなカンジになりました。


両方で比べるとこう。 (左)リングで継ぎ足す/(右)チェーンで継ぎ足す


表面から見るとこう。

以上が途中で糸が足りなくなった場合に

「糸を結んで始末する方法」 です。

 

一番やりやすく、失敗することはまずないので

ワタクシもほぼこの方法でやっています。

この方法以外に

「糸を編み目に入れ込んで始末する方法」

・・・と言うのもあります。

これは非常に説明が長いものになりますので

すこしずつ進めていきたいなと思います。

 

では、YuiYuiでした。(^^)


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コメント

  1. anen より:

    YuiYuiさま(´∇`)

    チェーンで足りなくなった時の対処法も詳しくありがとうございました‼️
    もうね、リングの途中で糸がなくなった時は、今までは途方に暮れて
    ぶかぶかの繋ぎ方しかできなかったんです
    でも先日リングの途中で糸がなくなってYuiYuiさまのやり方でやらせて頂いて大成功でした!
    ありがとうございました♡
    また色々な記事の更新楽しみにしていますヽ(´ー`)ノ

  2. なおこ より:

    Yui Yuiさん、はじめまして。
    いつも参考にさせていただいております。
    丁寧で分かりやすく説明して頂けるのですごく頼りになります。
    Yui Yuiさんに教えて頂きたいことがあるのですが、羽のような形でリングが重なり合っていて外側と内側のリングの色を変えるのはどのようにしたらいいですか?
    説明が下手ですみません。
    リングのみのモチーフだと思います。

  3. YuiYui より:

    【anenさんへ】
    そうだったんですね。
    テキストだと「で、ここってどうなの?」みたいに、もうちょっと突っ込んだ説明載せてよ~( ̄Д ̄;;・・・ってところがありますもんね。
    ページ数やスペースの問題で仕方ないのだと思いますが。
    ちなみに、anenさんのコメントに書かれていた「はた結び」ですが、実は私には『初耳学!』だったので調べてみたところ・・・
    「こま結び」より結び目の「コブ」が小さく作れるんですけど、どちらかと言うと編み物に使う方が向いているな~っと思ったので、ここでは載せませんでした。
    ひとつ知識を増やせてちょっと「ハナタカ気分」でした。
    有難うございました(^^)

  4. YuiYui より:

    【なおこさんへ】
    なおこさん、はじめまして。
    ご訪問有難うございます。

    う~~ん、そうですねぇ・・・( ̄◆ ̄;)
    文章だけですと、どう言う形状なのか判断が難しいですね。

    市販のテキストに掲載されていた作品なら、ある程度の説明が載っていると思います。
    どなたかの作品画像を見られたのなら、アップされている方に聞かれた方が確実ですね。(連絡先が分かるのなら)

    申し訳ないのですが、「市販のテキスト作品」「誰かのオリジナル作品」の場合、著作権などの問題で私がこのブログで編み方の説明を書いたり、たとえちょっとでもアドバイスをしたり・・・は出来ないんですよ。
    ブログで載せているオリジナル作品のみ質問にお答えできますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

  5. なおこ より:

    Yui Yuiさん
    ご丁寧なお返事ありがとうございます。
    突然の質問で失礼しました。
    これからも楽しみにしています[E:#x1F60A]

  6. Yui Yui より:

    【なおこさんへ】
    こちらこそお役に立てなくてすみません。
    何か情報があると良いですね。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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