こんにちは、YuiYui です。
ご訪問有難うございます。
スポンサーリンク
タティングレースでそこそこ大きな作品を編んでいると、途中でシャトルに巻いた(もしくは糸玉の)糸が無くなる・・・と言うことが出てきます。
エンドレスで糸が出てくるような道具を「ドラえもんがポケットから出してくれないかな~♪」 なんて思っちゃいますが、世の中そんなに甘くはありません。
ドラえもんも忙しいのです!( ̄◆ ̄;)
で、糸が無くなった場合、 「継ぎ足す」 必要が出てくるワケですが・・・
●(作品の)どこのへんで?
●どう言う方法で?
・・・等など、単純なようで意外と分かりづらいところがあったりします。
作品の「どこのへんで継ぎ足すのか?」・・・についてはある程度決まっていますが、「方法」に関しては・・・
●仕上がりの微妙な差
●個々の好み
・・・等で、実に色々なやり方があります。
今日からしばらくは、この 「編んでいる最中に糸が足りなくなった」 場合の対処法について、ワタクシの知ってる限りの内容で書いてみたいと思います。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ。m(_ _)m
どこで継ぎ足すか
では!
それぞれの目数はこちら。(編み図描かなくてゴメンなさいね~)
ここで気を付けたいことは、編んでいる最中に糸が足りなくなったからと言って、モチーフのどこででも「継ぎ足し」が出来るワケではない!・・・と言うことです。
「とっても高価な糸だから、ギリギリまで使いたいの~!」と泣きつかれても・・・
出来ないわけではなくて(やろうと思えば出来ます)・・・
仕上がりが汚いから ダメ! なのです。( ̄▽ ̄)
では、どこで「継ぎ足す」のが一番良いのかと言いますと・・・
●リングの始まり(又は終わり)
●チェーンの始まり(又は終わり)
が良いですよ~♪・・・と言うことです。
糸の継ぎ足し方法は2つ!
「どこで継ぎ足すのが良いのか?」・・・と言うことをご理解できましたら、次に出てくるのは
どう言う始末方法で継ぎ足すのか?
・・・と言うことです。
これには大きく分けて
●(その1)糸を結んで始末する方法
と
●(その2)糸を編み目に入れ込んで始末する方法
・・・の2種類があります。
まずは初心者さんでも簡単に出来る 「(その1)糸を結んで始末する方法」 からやってみましょう。(・▽・)b
糸が足りない!さてどうする?
順調に進んでいるかのように見えたのですが・・・
「すわ!グリーンの糸が足りなくなった~!!Σ( ̄ロ ̄lll)」
・・・と言う緊急事態が出てしまった(わざとらしい)ので、「継ぎ足し」をしなくてはならなくなりました。
そして、新たに用意したグリーン糸だけで「リング」を編み始めます。
そしてチェーンを編んだ後で、グリーン糸2本を「こま結び」にします。
結び目を作るのは、必ずモチーフのウラ面でやってくださいね。(・◇・)b
こま結びってどうやるの?
ここで「こま結び」とはなんぞや??・・・についてです。
特に難しいものではなく、皆さん日常生活でフツーに使っている結び方です。
ちなみにワタクシは同じ結び方を「かた結び」と聞いて育ちました。
調べてみても違いがイマイチ良く分からず、それぞれの地方や家庭で呼び方が違うのかな?・・・と思っています。
なので!(・◇・)b
取りあえずここではテキストにも良く出ている方の 「こま結び」 の名前で書くことにします。
同色だと分かりづらいので、2色のぶっとい糸を使ってみました。
画像だけで順を追ってご覧ください。
↓
・・・と、以上が「こま結び」のやり方です。
いかがでしょう?
荷物の紐を結ぶ時。
お弁当の包みを結ぶ時。
ラッピングをする時。
ごく自然にやっている結び方ですよね?(・▽・)b
実際にやってみよう
それでは、この「こま結び」を先ほどの編みかけ途中モチーフでやってみましょう。
2重に巻く方法もある
ここでもうひとつの結び方を書いておきます。
先ほどの「こま結び」と同じものではあるんですが・・・
「1回巻き」よりほどけにくく、市販のテキストにもこちらで紹介されているものの方が多いんですが・・・
どうしても結び目の「コブ」が大きくなってしまうため、ワタクシは使っていません。
が、ほどけにくい「安心感」を求める方には、こちらの方をオススメします。
結んだあとの始末方法
それではいよいよ 本日のラストです!
グリーン糸を結んだその後は・・・
黄色い線のように、リングになじませるようにして手芸用ボンドで貼り付けます。
・・・と言うのが、テキストに良く紹介されている方法です。
ですが、ワタクシはこの「糸ちょろりん♪」・・・があんまり好きではないので・・・
浮気することなく使い続けている「ほつれ止め液」がこちら。
サンコッコーの「ピケ」 です。
ボンドとは違い、液体なので糸にしみ込む感じで固まってくれます。
よほど引っ張らない限りほどけることはないので、糸を根元まで切っても大丈夫。
クロバーの「糸始末リキッド」 もありますが、「ピケ」と比べて乾きがかなり遅いので、ワタクシは「ピケ」愛用派です。
次は 「糸のしまつ方法・その1(チェーンの場合)」 に進みます。
では、YuiYuiでした。(^^)
スポンサーリンク
コメント
こんにちは
はじめまして、YuiYuiさんの記事はとても参考になります。
今回の糸始末のこま結び、必ず2回巻きで処理しなくてはいけないのかと思っていましたが…
何しろ結んだコブが目立つのが気になっていました。
私もピケを使っていますので、1回巻きの普通にこま結びでも大丈夫と知って安心しました。
独学でタティングレースの練習は、ままならない事が多いです。
本では解りにくいことも、YuiYuiさんのブログ記事で勉強できます。
ありがとうございました。
ときわざくらさん、はじめまして。
ご訪問有難うございます。(^^)
そうなんですよ。
私は太めの糸を使った作品を編むことも多いのですが、
2回巻きにすると結び目がかなりゴツいんですよね~。(/ω\)
糸の始末方法に限った事ではないと思うんですが、
こっちを優先すればあっちが。
あっちを優先すればこっちが・・・と
何かしらリスクは出てきますよね。
その時その時に「この方法がいい」と思ったものを使ったら良いんじゃないかな・・・と思います。
私も独学でやってきましたが、ホント大変でした。
今でも勉強しなくてはいけないことばかりで、まだまだだなぁ~と思います。
当ブログがお役に立てたら幸いです。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
こんばんはYuiYuiさま♡
早速記事にして下さってありがとうございました!
コメント遅れましてすみません
とっても分かりやすいです!これで悩む事無く
途中の糸がなくなる事態も怖くありません(笑)
これからの記事も楽しみに、またお勉強させて下さい♡
よろしくお願い致します
【anenさんへ】
こんにちは。
記事内容がご理解いただけたようで安心しました。
そうですよ!
ゆっくりでもひとつずつ「編み方」や「しまつ方法」をマスターしていけば、最終的にコワいものなんてなんにも無くなるんですよ!(笑)
この先は少しずつややこしい内容になっていきますので、ぜひぜひお付き合いくださいませ!(笑)