シャトル運びは早い方がカッコイイのか?

こんにちは、YuiYui です。

ご訪問有難うございます。

 

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今日はタティングレースを編む時のスピードについてのお話です。

突然ですが、ワタクシはタティングレースを始めて6年ぐらいになります。(正確には忘れてしまいました)

タティングレースを何年かやっていると知ると、一部の方からは「早く編めるのか?」と聞かれることがありました。

そもそもなんでそんな質問が出てくるのか自体が良く分からないのですが、どうやらテレビで大御所のタティングレース講師がすごいスピードで編んでいた番組を見たとか「YouTube」 で海外のタッター(タティングレースをする人のこと)さんが、やはり早いスピードで編んでいたのを見て、その印象が強烈だったから・・・のようなのです。

ワタクシごとで言いますと、6年と言う経験年数はまだまだ短いです。

「ぺーぺー」ですよね。

んで、6年やっている者としては、大御所タティングレース講師の方や動画のタッターさんと比べるとシャトル運びのスピードは遅いです。

特にスピードを重視した練習をしてるわけでもないですし、早く編めることがそんなに重要だとも思っていないからです。

 

なぜかこだわる、シャトル運びのスピード

それでも6年続けていると、最初の頃よりはずいぶん早く編めるようになったのは確かです。

教室を担当させてもらっていた頃、生徒さんに新しいテクニック(技術)を教える時、まずは自分が「編み方見本」なるものを披露して、「じゃあやってみましょうか。」・・・と進めて行くのが私のやり方でした。

新しい編み方を披露すると言っても、モチーフの編み始めからそのテクニックが出てくるわけではありません。

例えば先日記事にした「モックリング」や「セルフクロージングモックリング」なども、まずリングやチェーンをいくつか編んでから、そのテクニックに入っていくようになりますよね?

なので、新しいテクニックに到達するまでの部分と言うのは、なるべく早く説明しようと思ってちょっと急いで編むようになってしまいます。

すると、それを見ていた生徒さんの一部からは・・・

「わぁ~♪ はや~~~い!」

「どうしたらそんなに早く編めるようになるんですかぁ~?」

・・・っと返ってくるのです。

いえね・・・

早く編むことを見せたわけじゃないのよ。

新しい編み方のところ、ちゃんと見てたかなぁ~~????

・・・っとその度に突っ込みたくなったものです。( ̄◆ ̄;)

困ったことに、そのテの方はそこそこ編めるようになってくると、たいていスピードを出したがるんですね。

まだ始めて半年も経ってない腕で「しゃーしゃー」編んでも、ダブルステッチの目がガタガタで汚い訳ですよ。(/ω\)

もっとゆっくりでいいから、丁寧に編もうね~~~♪と促しても止まらない。

で、その最中はチラチラとワタクシを見る訳です。

「見た? ワタシ早いでしょ?」

「カッコイイ(オシャレ)でしょ?」

シャーシャー編めるご自分に酔い、それを誰かに披露したいワケなのですな。

「タティングレースを勉強する」と言う本来の目的どこ行った~~~~???( ̄◆ ̄;)

 

コツコツ練習を積み重ねれば、スピードはあとからついてくる

知人にスキーの免許を持ってる人がいて、その人から聞いた話です。

スキーでもスノーボードでも、斜面を滑走してくる時、まっすぐに降りてくるのは正式な滑り方ではありません。(競技として・・・と言う意味で)


こうではなく・・・


こう滑る(ウェーデルン)のが正しいと言うことです。

「回転」とも言いますね。

で、このウェーデルン(回転)ですが、結構高度な技術が要るんですよ。


特にこのターン(黄色いマル部分)の所が難しいんです。

最初のうちはゆっくり滑りながら、体重移動のコツとか、ストックの扱い方を覚えなくちゃいけないんですが、やっぱりね、ここでもいるんですって・・・

「早く滑ったらカッコイイ!!!」

・・・って人が。( ̄▽ ̄)

ろくに技術を覚えないままスピード出して滑りたがるので、「回転技術」がついて来ておらず、見た目がひじょ~にブサイクな滑りなんだそうです。

その知人は言っておりました。

「コツコツ練習重ねて正確に滑れるようになったら、スピードはあとからついてくるんだけどねぇ~~~

おお!

まさしくタティングレースのシャトル運びにも、同じことが言えるではないですか!

シャトルのスピードにこだわる方。

ご自分ではカッコ良く編めてるつもりでも、コケてるかもしれませんよ。( ̄▽ ̄)

 

では、YuiYuiでした。(^^)


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