こんにちは、YuiYui です。
ご訪問有難うございます。
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しつこくオニオンリングが続きますが ( ̄▽ ̄)、今日は リングのみで編むオニオンリング をお話しますね。
日本のテキストに掲載されているオニオンリングのほとんどは、これまでやってきた「リングとチェーンの組み合わせ」タイプだと思われます。
全部のテキストをチェックした訳ではないので、違ってたらすいませんね~。<(_ _)>
しかしこの「リング×チェーン」以外にも、リングだけで編むオニオンリングと言うのも存在します。
作品としては洋書で1点しか見たことがありませんし、滅多に使うこともないのですが、技法のひとつとして覚えておくのも良いのではないかと思います.
まずは、それぞれのオニオンリングを比べてみましょう。
どう違う? 2つのオニオンリング
こちら、これまでやってきた「リング×チェーン」のオニオンリング。
何が違うかと言いますと・・・
「リング×チェーン」は、シャトルつなぎをする都合上、リングの付け根に穴のような隙間ができます。
に対し、「リング×リング」はきっちり詰まっていて、穴がありません。
見た目の違いはこのくらいですね。
では、次は実際に編んでみます。
「リング×リング」でのオニオンリングを編んでみよう!
★黄色のレース糸(シャトルに巻いておく)
★青のレース糸(玉糸のままでOK)
※画像は余り糸を使ったため、シャトルがついたままになってます。ズルしてすいません。(^^;)
「シャトル側の糸」 を 「編みはじめの糸」 の上に渡し・・・
ここから2段目がスタート!
【注意点】
2段目のリングを締める時、「リング×チェーン」タイプと比べてちょっときついかな・・・と感じるかもしれません。
ダブルステッチをきつく編むクセのある方は、なるべく緩めに編むようにしてみて下さいね。
次は青のチェーンに入ります。
先に編んだオニオンリングをリバースワークし、青糸を合わせてチェーンを編む状態に持ちます。
以上が「リング×リング」で編むオニオンリングです。
「良い点」と「悪い点」
最初にも書きましたが、「リング×チェーン」タイプと「リング×リング」タイプは、仕上がりが微妙に違います。
「リング×チェーン」オニオンはシャトルつなぎの都合上、リングの付け根に穴ができます。
この穴がビミョ~~に嫌い・・・もしくは気になるわぁ~~~(-ε-)って方は、「リング×リング」オニオンの方が良いかもしれません。
「リング×リング」オニオンの良い点、悪い点を挙げてみます。
【良い点】
★オニオンリング自体は同じ向きのまま作るので、リバースワークが頻繁に出るのが苦手な方には理解しやすい。
★リング同士がきっちり重なるので、見た目が綺麗に感じる人もいる。
【悪い点】
★1段目と2段目の付け根が重なりやすいため、微調整が必要。 上手に作らないと、1段目リングに2段目リングが「乗っかった」ような感じになります。
★2重オニオンリングまでが綺麗に作れる限界。 3重以上には不向きです。
★2色使いができない。
★「リング×チェーン」の編み図と同じ目数では仕上がらない場合がある。
↑
どう言うことかと言いますと・・・
「リング×チェーン」オニオンの場合、中心に一定の幅(黄色の点線)あって、そこからリングが行ったり来たりしているのですが・・・
「リング×リング」オニオンは、どの段のリングもきっちり詰まっています。
なので、「リング×リング」オニオンの方が、2段目のリングの目数を多めに持っておかないと綺麗な2重にならないのです。
市販のテキストは「リング×チェーン」オニオンを使っての作品になっている場合が多いので 「リバースワークが難しいから、この編み図のとおりでリングだけのオニオンで編んじゃおう!」 と変更をすると・・・
目数が足りなくてヘンなオニオンに仕上がってしまったぁ~!!Σ( ̄ロ ̄lll)
・・・となるケースが出てきます。
どちらの方法で作るかは、個々の自由です。
それぞれの特徴を理解したうえで上手に使い分けると、楽しみながら作品を作ることができると思いますよ。
では、YuiYuiでした。(^^)
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コメント
オニオンリングだけでもアプローチがいっぱいあるのですね。奥が深いです。掲載されている編図で練習させてください!質問もしたいですが我慢します(笑)次も楽しみにしております。
>makomakoさん
そうなんです。 細かい所を挙げると沢山あるんですよ。
オニオンリング内容はいったん休憩しますが、その後の内容を見ながらまた出しますので気長にお待ちくださいね。