こんにちは、YuiYui です。
ご訪問有難うございます。
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今日は前回に続き、ニードルの利点・欠点についてのお話です。
関連記事 : ニードルタティングレースとは・その1
ニードルタティングレースの利点
ずばり!
「シャトルと比べて圧倒的に簡単」・・・と言うことです。
私が担当させてもらっていた教室でも、作品の完成度の違いはあっても、出来なかった方と言うのは1人もいませんでした。
前回のブログでも書きましたが
「針に結び付けときゃオッケー!(^ー゚)b」 ・・・ってところがあるので、シャトルと比べて「自分の手加減で結び目を作る必要がない」 ため、かなり簡単にできるのです。
ニードルタティングレースの欠点
では、それだけ簡単にできるニードルタティングの「欠点」とはどんなものなんでしょうか?
その1:「一般的に売られていない」
まずはこれですね。(・◇・)b
編む(結う)ためになくてはならないニードルですが、今のところ外国製のものしかないため
「近所の手芸店で買ってきま~す♪」・・・ってことができません。
日本全国にいくつか取扱店はありますが、遠方の方だとオンライン注文になりますし、
場合によっては商品欠品中で入荷まで待たされることもあります。
「布団針でできるわよね?」と良く聞かれていたのですが・・・
できないことはないですが、仕上がりが「ん~??」って感じになっちゃいますよ。(^^;)
その2:「サイズをそろえる必要がある」
まずシャトルタティングは、どんな太さの糸でも1つのシャトルで編むことができますが・・・
ニードルは糸の太さに対して、針のサイズをそろえる必要があります。
1種類の太さの糸でしか編まないのなら1サイズでも良いですが。
ここのとこは編み物と一緒ですね。(・▽・)b
ちなみに極細のレース糸を使う場合、ニードルも8号くらいを使用することになるんですが
これがかなり弱くて折れやすいうえ、糸も絡まりやすいので非常に編みにくいんです。
私は 「80番手や100番手のレース糸を使って編みたい。」 と言われる方には「そこまで細いの編む気があるなら、シャトル覚えましょう!」って言ってました(笑)。
その3:「糸を納めておく所がない」
シャトルは編む時に使う糸を、シャトル本体に巻きつけておくことができましたが・・・
ニードルはこれができません。
作品を作るのに必要な長さが、赤い矢印 部分に必要になってきます。
作品にあまりはぎ目を作りたくなければ、ここを長くとっておかないといけないし、あまり長いともつれる原因になるしで、どれだけ出しておくかが難しいのです。
※ちなみにシンプルなリングモチーフだけでも、2~3mは要ります。
その4:「仕上がりが違う」
あまり目立たないかもしれませんが、ニードル作品の方が太いと言うか「もっさり」した感じの仕上がりになります。
こうなってしまう 原因は・・・
芯糸に結び目を作るシャトルと違って・・・
ニードルの場合、編む時点で針じたいが芯になっています。
で、その針より糸の方が若干細いため、隙間ができるような感じになってしまい、この隙間が仕上がりの「もっさり」感を生んでしまうのです。
私はこの感じがあまり好きではないため「もっさり」感と言ってしまいますが、好きな方は「ふんわり仕上がる」と思われるようなので、欠点と取るかどうかは個々の好き好きだと思います。
その5:「テキストがほとんどない」
決定的なのがこれ。
洋書では何冊かありますが、和書では私の知る所現在1冊のみです。
和書の方は一応購入してみましたが、個人的には分かりやすい内容とは言い難かったので商品紹介はしないでおきます。
洋書も英語ができないからと、最初の時点で「ノー!!!」と拒否する方が多いんですが(^^;)
写真による手順の紹介も細かく載ってますし、そんなに高いハードルでもないと思います。
そんなこんなで、良くないことばかり書いたようですが、私自身も初めてニードルタティングを知った時は、その簡単さに感動し短期間ですがニードル重視だった時もありました。
が、段々とと内容を理解するにつれてシャトルに戻ってしまいました。
教室を担当させてもらっていたころは「教える」と言う立場もあり、どちらも並行してやっていましたが、個人的にニードルを使うことは今はほとんどありません。
だからと言ってニードルが良くないというわけではなく、これまで書いたことは、あくまで私個人の経験による評価なのであって、取り組むかどうかは個々の好みでやっていけば良いと思います。
では、YuiYuiでした。(^^)
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