『マジックスレッド』 リングだけ作品に使う場合/最後のリングの始末方法・その2

こんにちは、YuiYui です。

ご訪問有難うございます。

 

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今日も前回に引き続き

「リングだけ作品に使うマジックスレッド」

です。


【関連記事】 : マジックスレッド / リングだけ作品に使う場合・その1


ところで。

すでにお気づきの方も

いらっしゃるんじゃないかと思いますが・・・。

今回のテーマ

「マジックスレッド/リングだけ作品に使う場合」

の記事。


どーして 最後のリング からの

説明なの~???

ふつう、 最初のリング から

始まるんじゃないの~~~?

・・・と思われるのではないでしょうか?

はい。そのとおり。

では、なぜ 最後のリング から

説明するのかと言いますと・・・

撮影する順番を

間違えちゃったんですぅ~~♪

おほっ( ̄▽ ̄)

ブログをある程度書いた所で、

「あ、最後のリングの始末方法で

撮影しちゃった・・・( ̄◆ ̄;)」

と気が付きましてん。

仕方ないので

先に記事にさせていただきました。

ごめんなさいね~

「最初」と「最後」では方法も多少違います。

最初のリング は後々書きますので、

もうしばらくお待ちくださいませ。m(_ _)m

 

編みながら糸をくぐらせるのは大変

では続きです。


前回は、ダブルステッチひと目に

「引き抜くための別糸(オレンジの糸)を通す!」

・・・ところでストップしておりました。

この後はこれを

「リングにする目数分延々続ける」 わけです。


しかし、

「ダブルステッチを作りながら、

その都度オレンジ糸をくぐらせて行く」

方法は結構大変なので、

次の方法でやってみるのがオススメです。

 

シャトルへ一緒に巻きつける


オレンジ糸の結び目がある先端部分を・・・

 


こんな風に、シャトルへ巻きつけます。


そのままグリーンの糸と一緒に編んで行くだけ。


表編みをして・・・


シャトルを引き抜いた時はこんな状態。


数目出来たら、

手から外してチェックしてみます。


アップで見るとこんな感じ。

編み目の中に 「オレンジの糸」 が

ちゃんと通過していますね。


そのまま必要な目数分仕上げます。

(ここでは20目編みました)

 

最後の仕上げは慎重に!

それでは最後の仕上げ、

「糸の引き抜き」 です。

長くなるので、

シンプルな説明で一気に進みます。


オレンジ糸 の結び目がある方を・・・


矢印の方向に、ゆっくりと引っ張り・・・


オレンジ糸 の反対側を、短くします。


シャトル側の糸は・・・


カットします。


そして、カットした糸の先端を・・・


先ほど短くしたオレンジ糸の「輪っか」部分に・・・


矢印のとおりにして・・・


糸の先端をひっかけます。


そして、右側の オレンジ糸

ゆ~っくり引っ張りますと・・・


オレンジ糸の「輪っか」部分が・・・


段々短くなっていき・・・


グリーン糸の先端が、

編み目の中に入り込みました!


そのままさらに

オレンジ糸 を引っ張りますとぉ~~~


編み目を通過したグリーン糸が・・・


出てきました~♪


その後、通過した糸に直接つながっている、

この部分を・・・


ゆっくり引っ張りますと・・・


もうひとつの糸が段々短くなって行き・・・


引き切ると、こんな状態になります。


最後に引き出した糸を引っ張ると・・・


まだ残っているこの部分の糸が・・・


少しずつ短くなって行って・・・


最終的にシンプルなリングだけになりました!

リングの中には芯糸が2重に通っています。


最後、引き抜いた方の糸

リングの付け根からカットして終了!

これが糸を編み目に入れ込んで始末する方法、

マジックスレッド(リング用) です。

いかがでしょうか?

すんご~~~~~い、分かりづらい。

もしくは、読んでいる途中で

気力が続かなくなったのではないでしょうか?

しかし、

ワタクシにはこれができるだけ

シンプルな説明の限界ですので、

あとはご自身で頑張ってみてくださいね。

応援してま~~~~す♪

(『人生の楽園』 西田敏行さん風)

では、YuiYuiでした。(^^)
 


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コメント

  1. miemiemie より:

    こんにちは。初めてのコメントです。
    今回のマジックスレッドの技法は、目から鱗…でした。
    よくタティングの本に掲載されている、ダブルステッチの頭の部分に針を使って交互に始末したい糸を通す方法を、私はずっとマジックスレッドだと思っていましたので、今回の技法は驚き以外の何物でもないです。
    私は今、布の角にタティングのモチーフをつけるランチョンマットの様な物を作っていて、布が変形なので、薄手の布を袋にして作りますので、表裏がない…のです。
    だからタティングのモチーフも結び目を作りたくないので、ステッチの頭を使って糸始末をしていました。
    今回の技法を使って、これから再トライです。

    YuiYuiさんの公開して下さっている技法はどれも、私にとって大切なものばかりで、必要な箇所をプリントアウトして書き込みしたりして、タティングノートを作っています。
    閲覧数の事などあるかと思いますが、これからも続けて下さいね。
    ありがとうございます。

  2. kawwa より:

    すごくわかりやすいです。
    マジックスレッド、うまくいったりいかなかったりなので
    解説、嬉しいです。

  3. 十六夜 より:

    いつも勉強させて頂いております。
    私にはこちらの方が簡単です。
    針で結い目に絡めていくのができません。
    きつ手なのも悪いのですが結い目が崩れます。
    それで結び目で切ってしまうんですが、そこがゴロゴロするのがちょっと嫌です。
    最終的にストールを結いたいのですが、糸始末どうしたら良いのでしょう?いつか教えて頂けたらと願ってます。
    これからもよろしくお願いいたします。

  4. 神崎真 より:

    こんばんは、いつも様々な記事を参考にさせていただいています。
    私は糸始末にマジックスレッドを多用している派なのですが、今回の記事の「導入糸を引き抜いてから、リングを閉じる」という手順は、完全に目から鱗が落ちました。
    今まで、リングを閉じてしまってからマジックスレッドしていたので、どうしてもリングの半ばまでしか結び終わりの糸を通せずにいたのです。
    リングを閉じる前ならダブルステッチがまだ緩いカーブを描いているから、リング全体の芯糸を二重にできるんですね。
    糸が引き抜きやすくて仕上がりもきれいで、しかもあとから解けてしまう心配もほとんどない。素晴らしいです!

    他にも様々な技法の紹介、本当にありがとうございます。
    これからも通わせていただきます。

  5. YuiYui より:

    【miemiemieさんへ】
    miemiemieさん、はじめまして。
    ご訪問有難うございます!

    私は「編み目の中に糸を隠し入れること」=「マジックスレッド」だと思っているので、miemiemieさんのおっしゃっている「針を使って、一部分に隠し入れる」・・・も同じ「マジックスレッド」なのではないのかな~?と思うんですよ。
    でも、よそで別モノ表記していた記事を読んだことがありますので、どちらが正しいのか正確には把握していないんです。ゴメンナサイ。

    両面が見える作品でしたら「マジックスレッド始末」の方がもちろん良いですよね。
    ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。

    当ブログがmiemiemieさんの作製にお役にたてれば嬉しいです。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。(^^)

  6. YuiYui より:

    【kawwaさんへ】
    こんにちは。いつも有難うございます。
    「マジックスレッド」、難しいですよね。
    綺麗にできた時は嬉しいのですが、ちょっとした手加減に仕上がりが大きく左右されるのが困ったところです。
    何度も練習あるのみ・・・ってことなんでしょうね。

  7. YuiYui より:

    【十六夜さんへ】
    十六夜さん、はじめまして。
    ご訪問有難うございます。

    私も編み目がキツいほうなので通しにくい・・・と言うかほぼ通らないので、「針を使って入れ込む」方法はすぐにやめました。
    すご~くソフトにふんわりした編み目を作るかた向きだなぁ~と思います。

    ストール挑戦とは凄いですね!
    私はちょっと大物に挑戦する時間的な余裕がないので、小さい作品でも代用になるものがあれば取り入れてみたいと思います。

    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  8. YuiYui より:

    【神崎真さんへ】
    神崎さん、はじめまして。
    ご訪問有難うございます。

    実は私も神崎さんのブログ「覚え書き」に通わせて頂いております。(^^)
    なるべく糸の継ぎ目が少なく仕上げられる「マジックスエア」のオリジナル作品は凄いなぁ~と思っていました。
    四角い作品が好みと言う事もあり、近く挑戦しようと思っています。

    「キャスリーン・ホイール・ジョイン」も神崎さんのサイトで知ることができ、こちらこそお世話になっております。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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